暖かくなってきて、保育園に通う娘は半袖半ズボンで登園していきました。
この季節になると、泥んこ遊びは半端でなく、
全身(時には顔まで)土まみれで帰って来ますよ。
この保育園を初めて訪れた親たちがまず驚くのは、子ども達の泥んこぶり。
ハイハイの赤ちゃん達が土手をのぼり、
砂場の幼児たちは泥の池にジャンプで飛び込む。
側に生えた草を食べてみたり、花のみつを吸ったりも日常茶飯事。
大地を全身で味わっています。
「子どもは太陽と土と水さえあれば育つ」という園長先生の言葉は本当だなあと思うのです。
この度の原発事故では、多くの校庭や公園の砂場が汚染され、使用禁止になったり、
被爆限度量の引き上げを巡って論議を呼んでいると聞きます。
多くの子ども達が、土にまみれて遊ぶことができず、
または被爆の不安を持ちながら遊ばざるをえないなんて…。
太陽と土と水。
当たり前にあるべきものが、ないことの悲しさを隠せません。
一日も早い終息を願いたいです。
そして、今回の事故を見て以来、小さな子を持つ親として
一刻も早く脱原発へと進んでほしいと思うようになりました。
脱原発に対して何かの役に立ちたい。
でもできることは限られています。
そこで、今回のフィールドオブクラフト倉敷の売り上げ金の二割を寄付に回すことにしました。
寄付先はいろいろ考えて、何よりやはり足下からという思いで、
最も近い原発となる上関原発の建設反対を訴えている
「祝島島民の会」にしようと思います。
(ここは、映画「ミツバチの羽音と地球の回転」で知られている方も多いと思います。)
こちらに一割。
そしてもう一割は、前にもお知らせした医療支援団体の
ジャパンハートにも寄付をしたいと思います。
今回は被災地への長期的な医師・看護婦の派遣をおこなっています。
さらに、フィールドオブクラフト実行委員会でおこなっている、
掌からつなげよう〜東日本大震災復興支援チャリティー企画にも参加します。

これは、上のチャリティーシールを貼っている作品をお買い上げ頂くと、
一枚につき1000円が日本赤十字社を通じて義援金として寄付されるという取り組みです。
売り上げといってもわずかですが、
よりよい子ども達の未来のために、
今できることを少しずつと思っています。
http://foc-kurashiki.seesaa.net/article/199477906.html
posted by シンドウヨシコ at 10:19|
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