2021年01月30日

iichi内にネットショップを開設しました

こんにちは。
昨年は松本も倉敷もクラフトフェアが中止となりました。久しぶりの出展を楽しみにしていたのですが、コロナが落ち着くまではなかなか難しい状況ですね。
今年は倉敷、松本ともに応募するのをやめることにしました。またの機会を待ちたいと思います。

ところで、昨年の松本クラフトフェアとクラフトスクエアの出展予定だった人たちを対象に、「オンラインクラフトフェア?」が開催されています。iichi内にネットショップを開設し、そちらで売り買いができるようになっているのです。私も少しですが、出品していますので、よろしければお訪ねください。

作り手と使い手の日々が交わる場所crafts days
https://crafts-days.com

新藤佳子ホームスパンアトリエのショップ
https://www.iichi.com/shop/homespunatolie

iichiショップ.png



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2020年05月13日

ロムニーの急須敷

秋の展示会へ向けて、仕上がって来た作品を紹介しています😊

ロムニー(ベージュ)とコリデール(白)の急須敷。

ロムニー.jpg

最後に羊毛を少し縮ませて仕上げるのがホームスパン生地なのですが、それぞれの品種によって、いえ、羊一頭一頭でも縮み率が違うのです。これはホームスパンの織り物をやっている人ならよく知っていることだと思います。

というのも、その縮み率にいつも悩まされているからです。柔らかい品種の羊毛の方がよく縮みます。生地にする時には普通は縮み率が均等になるように気を配るのです。例えばマフラー一本を織る時、緯糸に違う種類の羊毛、または同じ品種でも違う個体の羊毛を使ってしまうと、仕上げたあと、段によって微妙に幅が違ってきて、真っ直ぐなマフラーにならないことが起こります。これは絶対に避けなければならない失敗です。

緯糸を同じ個体の羊だけで用意するか、違う個体を使う時も、紡ぐ前の混毛の時によく混ぜ合わせるかしないといけません。

いつもはそんなふうに縮み率には非常に気を使って織っているわけですが、今回はそれを逆手にとった作品を考えてみました。
縮み率の違いを活かして、模様にしてみたのです。今回はわざと極端に異なる品種を使ってみました。
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2020年05月11日

クロス柄のブランケット

2020秋の展示会に向けた作品を紹介しています。

2枚目はクロス柄のブランケット。
75p幅145p長。

ホテルのお部屋のソファーに置けるブランケットがほしいという注文にお応えした時のデザインです。
十字のデザインは国旗の比率を参考にしました😊

素材は北海道のサフォーク系雑種と英国のウエリッシュマウンテンを混ぜて使っています。どちらも弾力があるタイプでした👍

クロス柄のデザインを活かすため、色は自然色ではなく化学染料の黒染めです。

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posted by シンドウヨシコ at 20:03| Comment(0) | ホームスパン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月02日

来シーズンに向けて新作の第一弾!

神楽坂のjokogumo(よこぐも)さんから、「趣味どきっ!」の放送の影響で、コースター類の在庫がなくなったので、追加できませんか?」との連絡が入りましたので、数日前に追加納品いたしました。今でしたら、色柄とも豊富に選べると思いますので、早めに足を運んでみてください。


さてさて、工房では来シーズンに向けて新作を制作中です^_^


英国羊毛チェビオットとタッサーシルクのチェック柄です。羊毛と絹糸ではテンションが違うので、ダブルビームを使って織っています。
この生地は織り上がりと仕上げ後の風合いが全然違います。織り上げた後の仕上げが楽しみですね〜。うまく縮んでくれるかな〜。

ちなみにこの生地はコースターになります。


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posted by シンドウヨシコ at 09:34| Comment(0) | ホームスパン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月20日

タッサーシルク

今シーズンの納品がひと段落したので、来シーズンに向けての制作にシフトしています。
コースター生地はどんな羊毛でいこうかなとか、新しい柄や生地のデザインを考えたりしています。

今日は、タッサーシルクと羊毛を合わせた生地の制作の準備をしていました。

私は結構、野性味があるタッサーシルクとホームスパンを合わせるのが好きでよく取り入れています。一口にタッサーシルクといっても様々な表情の糸があります。細いのや太いの、色が濃いもの薄いもの5種類くらいを使い分けていますね。


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posted by シンドウヨシコ at 17:31| Comment(0) | ホームスパン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする