というわけで、普段の子どもとの暮らしの中で、どんな風に生かせるか、
ブログに記録しながらやってみようと思い立ちました。
最初のお題は「誇張して考えていませんか?自分に質問してみよう」です。
さて、ことの始まりは、昨日、小学校の学童保育の先生から言われた一言でした。、
「お子さんは、外遊びが嫌いなんですか?少しも外に出てないんですよね。男の子なのにね…」
そうなんです。私の一番の悩みどころです。
昔から(さくらさくらんぼ保育を受ける前から)外遊びがあまり好きではない子でした。
公園に誘っても行きたがらない、三輪車に乗ろうといっても乗らない、
散歩しようといってもしたがらない。庭に砂場を作ったものの遊ばない。
いつもいつも私の頭の中をめぐっていたのは、
「どうして嬉々として外遊びに興じてくれないのか」
ということです。
だから昔の私なら、昨日の先生の言葉からブルーになり、
息子に「どうして外で遊ばないのか」とプレッシャーをかけたことでしょう。
ジャジャーン、ここでコーチの登場です。
コーチの私なら、悩める母親にきっとこう質問するでしょう。
「いつも、(外遊び)しませんか?」
「一度も喜んでしたことがないのですか?」
そうです。そんなことはありません。
夏になれば近くの山にクワガタ採りやカブトムシ探しに飛び出していきますし、
田舎の川に行けば、ドジョウやイモリを夢中で追いかけます。
プールも海も大好きで、一日中、泳いでいても平気です。
そうです。息子は、「学校のグラウンドや遊具で遊びたがらない」だけだとも言えます。
きっと、自分の遊びたいふうにできていないところがあるのかもしれません。
例えば、学校では木登り禁止などの禁止事項や遊び方のルールが事細かに決められているからです。
そう考えてみると、私が以前持っていた「どうして嬉々として外遊びに興じてくれないのか」
という思いも、私の勝手な「外遊びのイメージ」を押し付けていただけと解釈することもできます。
「息子は外遊びが嫌い」という、ある枠にとらわれた誇張に、気づくことは大切だと思いました。
ところで、先生にそれを伝えるかは別の問題です。
学童保育で先生が息子を外遊びに誘ってもらえるのは、それはそれでありがたいこと。
もしかすると少し強制されることで、「グラウンドで皆とドッジボールするのも楽しいな」
という発見につながればそれで良いのですから。