キャンプ初日の夕飯はやっぱり定番、バーベキューですよね。
この日は珍しく私が火を熾す係でした。
結構、これ、好きなんですよ。
新聞紙一枚と小枝、割り木を重ねて火をつけて、
うちわでパタパタやりながら、消えないように炭に火を移して行く。
小さな火が大きな火になっていく、この過程を味わうのが好きなんです。
だから冬に毎日、薪ストーブに火を入れるのも苦じゃない。

主人はすぐにガスバーナーを出して来て、炭を熾すのだけど、
なんだか力づくでやっている感があって、まず、見てても面白くない。
かつ、早く熾せるかというとそうでもない。
せっかくのキャンプならこういうことも楽しんでやりたいのです。
ただ、混んでいるキャンプ場だと、小枝を燃やすと煙が出てしまうので
そう言う時にはバーナーも仕方ないけどね。

過程を楽しむのは糸紡ぎと同じ。
紡ぐ過程を楽しんでいるので、全然、苦じゃないんですよ。
二年前に家を建てた時に最後まで迷った「薪ストーブ」。薪の確保やランニングコスト等を夫と考えた末、断念しました。
ボタン「ポチっ」で暖もとれ風呂も沸く生活。
便利と引き換えに、人間の大事な何かを失っている危惧は感じます。
今はこちらでは薪も放射能が新たな問題として被さっていますしね。
話は変わりますが、わが園からそちらの園へひとり転園される子がいます。私が言うのもなんですが、どうぞよろしく
薪ストーブ、なんだかんだ言っても、やっぱり贅沢品には違いないですね。だって、都会で皆が薪ストーブ生活をするとやっぱり環境破壊になっちゃいますから。その辺りは私も肝に命じておきたいと思います。
それから、なんとこちらに転園される方が!!!奇遇ですね。
もちろん大歓迎です〜。