2012年02月12日

やかまし村のこどもたち

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子ども達と寝る前のお話タイム。
今回はリンドグレーンの「やかまし村の子どもたち」を読み終えました。

北欧の田舎に3軒並んだだけの小さな集落で、6人の子ども達の過ごす日常の物語。
納屋の藁の中でのお泊まり、秘密基地づくり、家出計画などなど、
本当に日常のたわいもない話なのだけど、
子ども達のドキドキワクワク感が
子どもの目線で伝わってくるお話です。
子どもの気持ちや興味、遊びは世界共通だな〜と思いました。

中でも興味深かったのは、
めちゃくちゃ性格の悪い靴屋のおじさんが出てくるんだけど、
淡々と描かれていて、人物の評価があえてされていないところ。
子ども達も、「ああ、そういう人もいるんだな」ととらえているんだろうな。

私は、子どもの頃は本嫌いだったので、
名作と言われるものでさえほとんど読んでないのだけど、
今、寝る前のお話タイムに子ども達と一緒に
初めて読むドキドキワクワク感を楽しんでいます。

こういう機会がなければ大人になってから
手に取ることもない本たちに出会えることに感謝。

上の子が低学年のあと1年と下の子が低学年の間の3年間が
親子お話タイムの黄金時代。
この時期をしっかり楽しみたいと思います。


posted by シンドウヨシコ at 11:44| Comment(0) | 絵本・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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