2011年07月27日

子育てに使うメンタルコーチング2

すっかりご無沙汰していました。すみません。
子どもが10日も熱を出してダウンしておりました。
夏風邪には要注意ですね。

さて、子育てに使うメンタルコーチングの2回目のお題は、
「 良い面にフォーカスしよう」です。

 メンタルコーチングの実践トレーニングのため、受講生同士で12回のセッションを行うというのがあります。そこでは、実際のコーチングと同じように3ヶ月後の目標を設定して、行動計画を立てるのです。そこで私は目標に、子どもを怒る回数を減らすというものにしたのです。
 実際に一日どのくらい怒っているのかを数えて、現状を把握し、3ヶ月後に何回にするのかの目標を立てました。最初は意識することで怒る回数は減り、順調だったのですが、途中から、減ったり増えたりの波が。せっかく減っていたのに増えるとやはり「ああ、また怒ってしまった〜」と凹むこともしばしば。その日の体調だとか、他の仕事のプレッシャーだとかに左右されるのは当たり前なのに、やはり失敗する(怒ってしまう)と、「なんて自分はダメなんだろう」と落ち込んで、どんどん悪循環のループにはまってしまうことが多々ありました。
 どうもこれでは、上手くいかないな〜と思っていたところ、今度は自分がコーチを務めたセッションで、「子どもと一日3回一緒に笑えることをする」という目標をクライアントさんが立てました。子どもと楽しんだ回数を毎日記録するのです。これは、なかなか良いアイデアでした。
 というのも、例え、怒ってしまった日であっても、気分を切り替えて、子どもと笑いあえるように、ダジャレを言い合ったり、おかしな顔をし合ったり、一緒に歌を歌ったりと、子どもとの関係をリカバリーできるわけです。
後で記録を見返した時も、こんなに良かったことがいっぱいあるじゃない!とポジティブな気分にもなれる。
 いわば、減点法より加点法というわけです。
 それに、子どもとどんな面白い話をこちらがしようかと考えたり、子どもがどんな話をするかなと注意するようになる。つまり、良い関係性に自分の意識がフォーカスされてくるということに気づきました。

そしてそこにフォーカスして過ごしてみると、子どもとクスクスっと笑い合ったり、子どもの目がキラッと光った瞬間を見つけたりすることが、どんなもの(仕事上の成果や社会的な成功や経済的な利益)よりも、かけがえがなく、宝物なのだということを実感させてくれたように思います。

子どもの良い面にフォーカスする目標を立ててみませんか?


posted by シンドウヨシコ at 15:38| Comment(0) | 子育てに使うメンタルコーチング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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